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AFTCコンシューマーレポート

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Vol.16

その他の相談事例

新車の「契約・取引」に関する相談
「納車されたクルマが展示車だった」
(一般消費者からの相談)

(1)消費者からの相談内容
 新車を購入したのだが、納車されたクルマは展示車であった。商談時、展示車は納めない条件で契約していたので納得がいかない。車両交換してほしい。

(2)トラブルの発生原因・問題点
・展示車は納めない条件で契約していたにもかかわらず、展示車を納車している点

(3)公取協から消費者へのアドバイス
 展示車は納めないことを条件として契約していたにもかかわらず、展示車を納められたわけですから、車両交換も含め販売店と話し合いをして、納得のいく対応を求めることが考えられます。
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中古車の「契約・取引」に関する相談
「修復歴の表示について」
(一般消費者からの相談)

(1)消費者からの相談内容
 販売店の店頭で「修復歴なし」の中古車の購入を決め、後日、納車されたが、しばらくたってリアフェンダーにひび割れが発生していることに気がついた。販売店に申し出たところ、リアフェンダーにヘコミがあったため、パテ埋めで補修していたことがわかった。補修しているのに「修復歴なし」と表示しているのはおかしくないか。

(2)トラブルの発生原因・問題点
・納車後に補修した箇所にひび割れが生じている点

(3)公取協から相談者へのアドバイス
 リアフェンダーを補修してあるにもかかわらず「修復歴なし」であるのは、おかしいのではないかとのことですが、自動車業界のルールでは、車体の骨格に当たる部位に修正、交換歴があるものを「修復歴あり」として表示することを義務づけています。今回のケースはリアフェンダーの補修ということで修復歴には該当していないため、「修復歴なし」の表示であったものと考えられます。
 なお、販売店はリアフェンダーのヘコミを補修するために板金修理を行ったとのことですが、納車後、間もないのにひび割れが生じるような状態であれば、再度、きちっと直してもらうように販売店に申し出をするべきです。
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