中古バイクの走行距離は業界統一のルールに基づき、適正に表示します。

走行距離は、販売店にとって、そのバイクの価値やメンテナンス時期の判断材料として、とても重要なものであり、それは、ユーザーにとっても変わりありません。そこで、正しい走行距離情報に基づく適正な流通とユーザーにも分かりやすい情報提供を実施するため、メーカー、バイクオークション、情報誌、用品製造販売会社など、二輪車業界全体で協力して、公正競争規約(以下、「規約」)に基づく走行距離表示が行われるよう、様々な方策を実施していきます。バイクオークション、情報誌の「走行距離の表示ルール」のポイント 1)オークション出品、広告掲載、小売り、いずれの場合も、規約に基づく4つの区分で表示されます 2)メーター交換時に、交換前・後のキロ数等を記入した「走行メーター交換記録シール」をフレームに貼付したバイクは、実際の走行距離数が分かる「走行メーター交換歴車」として流通されます 3)メーター交換時の記録(交換前・後のキロ数等)の無いメーター交換車両は「減算車」として扱われます

変更点❶ オークション出品、広告掲載、小売り、いずれの場合も、規約に基づく4つの区分で表示されます

走行距離について、ユーザーに分かりやすい情報提供を実施するため、公正競争規約に基づく4つの区分に分けて表示できるよう、バイクオークションや情報誌のルール・システムが変更されます。
走行距離を表示する際は、車両状態や各種帳票類、メーター交換記録シール貼付の有無等を、プロとして十分確認し、次のとおり、そのバイクの走行距離の区分を総合的に判断しましょう。

規約に基づく走行距離の4つの区分(定義)と表示方法

1)実走行距離数
バイクオークション(出品票等)における表示
2)走行メーター交換歴車 走行メーター交換歴車の詳細についてはこちら
バイクオークション(出品票等)における表示(ドルマーク)
3)走行距離減算車 走行距離減算車の詳細についてはこちら
バイクオークション(出品票等)における表示(アスタリスクマーク)
4)走行距離疑義車
バイクオークション(出品票等)における表示(クエスチョンマーク)
バイクオークションで落札したバイクを広告・販売する際は、出品票等に記載されている区分を示すマークを必ずチェックし、それぞれのマークに従って表示するようにして下さい。 メーター交換時には【交換記録シール】を貼付❷へ進む